うつわを焼くα版 English

青木 木米あおき もくべい

1767年(明和4年) — 1833年(天保4年)

江戸時代の絵師・京焼の陶工。京都の生まれで、生家は祇園の茶屋と伝える。若くして高芙蓉に書を学び、29歳のとき木村蒹葭堂の書庫で清の朱笠亭『陶説』を読んで作陶を志し、奥田頴川に入門した。30歳を境に粟田口に窯を開いて評判を得、1805年に粟田御所(青蓮院宮)の御用窯を命ぜられ、1807年には加賀藩前田家に招かれて絶えていた九谷焼の再興に尽力した。煎茶器を主に作り、白磁・青磁・赤絵・染付・交趾・銹絵・三彩と作域は広く、中国古陶磁への傾倒から中国物の写しに独自の世界を開いた。窯の火の音で温度を判断し続けて晩年は聴力を失い、聾米と号した。頼山陽・田能村竹田と交流し、文人画にも秀作が多い。仁清・乾山とともに京焼三名工。

肖像1枚

田能村竹田が描いた木米の肖像(1823年)。木米は竹田と交流があった
田能村竹田が描いた木米の肖像(1823年)。木米は竹田と交流があった田能村竹田筆、1823年(Public domain)。Wikimedia Commons

作品 4点制作年順

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百子文瓢形瓶 江戸時代後期(19世紀初) 逸翁美術館(大阪府池田市) 青木 木米 百人の子どもを描いた瓢形の瓶。木米の記事が代表作に挙げる。
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龍濤文瓜形水注 江戸時代後期(19世紀初) 京都文化博物館(京都府京都市) 青木 木米 龍と波を描いた瓜形の水注。京都府の所蔵で京都文化博物館が管理。
交趾釉七香文茗碗 交趾釉七香文茗碗 江戸時代後期(19世紀) 京都国立博物館(京都府京都市) 青木 木米 煎茶の茶碗。七つの香草を浮き彫りにして交趾釉を掛けた。木米の記事が代表作に挙げる。 染付龍濤文提重 染付龍濤文提重 江戸時代後期(19世紀初) 東京国立博物館(東京都台東区) 青木 木米 手に提げる重箱を、磁器で、しかも明の古染付ふうに作った。角の釉の欠けもわざと。