うつわを焼くα版 English
銹絵観鷗図角皿

銹絵観鷗図角皿さびえかんおうずかくざら

尾形 乾山尾形 光琳 共作

器は乾山、絵は光琳。宋の詩人・黄山谷が鷗をながめる図を、兄が軽妙な筆で描いた兄弟合作。

制作年
江戸時代中期(18世紀初)
やきもの
京焼
所在
東京国立博物館(東京都台東区) 地図
指定
重要文化財
技法
陶器(京焼・銹絵)
寸法
高さ2.9cm・径22.2cm

尾形乾山は京都の呉服商・雁金屋の三男で、6歳上の兄が尾形光琳。仁和寺の南に習静堂を構えて参禅と学問に励み、門前に住んでいた野々村仁清から本格的に陶芸を学んだ。37歳のとき鳴滝泉谷の山荘に窯を開き、都の北西(乾)の方角にあたることから「乾山」と号した。正徳2年(1712年)に二条丁子屋町へ移って多くの作品を手がけ、乾山が器を作り光琳がそこに絵を描いた兄弟合作も多い。本品は型作りの正方形の皿に白化粧を掛け、鉄分の多い絵具(銹絵)で、宋の詩人・黄庭堅(黄山谷)が二羽の鷗を見る情景を光琳が描いたもの。縁は花や雲の文様で額縁のよう。左下に「光琳画」の署名があり、裏には深省(乾山)が銘文を記して、器を深省が作り絵を光琳が描いたことが分かる。

説明文の出どころ:尾形乾山(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

写真について

ライセンス
CC BY 4.0(ColBase)
撮影
東京国立博物館
出典
出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/G-32?locale=ja)をもとに縮小

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