有田焼は佐賀県有田町を中心に焼かれる磁器で、積み出し港の名から伊万里とも呼ばれる。1640年代に色絵磁器が作られるようになり、青・黄・緑を基調とした伝世品を「古九谷様式」、1660年代からの乳白色の濁手に赤を主調とした余白の多いものを「柿右衛門様式」と呼ぶ。本品は山水を染付で描いた大鉢。大和文華館は近鉄の種田虎雄が設立し、美術史学者の矢代幸雄が収集にあたった。国宝4件・重要文化財31件を含む約2000点。
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