青花魚藻文壺せいかぎょそうもんつぼ
元の景徳鎮で完成した青花。藍一色で、水草の間を泳ぐ魚が生き生きと描かれる。「博物館の父」田中芳男の寄贈。
- 制作年
- 元時代(14世紀)
- やきもの
- 景徳鎮窯(中国・江西)
- 所在
- 東京国立博物館(東京都台東区) 地図
- 指定
- 重要文化財
- 技法
- 磁器(景徳鎮窯・染付)
- 寸法
- 高さ21.7cm・口径17.7cm・底径15.5cm
染付(中国語で青花)は、白い胎土の素地にコバルトを主とした絵具で文様を描き、透明釉を掛けて高温で焼いた陶磁器で、文様は藍青色に発色する。透明釉の下に発色層がある釉下彩の一種。9世紀の陶片も見つかっているが、元時代に景徳鎮窯で盛行して完成し、15世紀には朝鮮・ベトナムへ、17世紀には日本の伊万里へ広まった。元末から明初には西南アジアから輸入した濃い藍の呉須(蘇麻離青)が使われた。本品は元時代の景徳鎮の壺で、堅牢で清潔な器面に、水草の間を泳ぐ魚を美しい藍色で生き生きと描く。「日本の博物館の父」と呼ばれ、東京国立博物館や上野動物園の設立に携わった田中芳男の寄贈。
説明文の出どころ:染付(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 東京国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TG-248?locale=ja)をもとに縮小