うつわを焼くα版 English
三彩有蓋壺

三彩有蓋壺さんさいゆうがいつぼ

作者不詳

唐三彩を真似た緑・褐・白の三彩。方形の石櫃に納められて出た、奈良時代の骨壺。

制作年
奈良時代(8世紀)
やきもの
奈良三彩
所在
東京国立博物館(東京都台東区) 地図
指定
重要文化財
技法
陶器(奈良三彩・鉛釉)
寸法
高さ約24cm(蓋を含む)

唐三彩は中国・唐代の鉛釉陶器で、緑・褐・白(あるいは藍)の釉を掛け分けたもの。シルクロードを通って西へも伝わり、東アジアでは日本の奈良三彩(正倉院三彩)や渤海三彩に影響を与えた。本品は大阪府茨木市安威で明治時代に方形の石櫃に納められた状態で出土した骨壺で、蓋・身とも外面に緑・褐・白の三彩釉を掛けるが、風化のため釉は著しく剥落している。奈良三彩の壺としては最も早い時期のもので、蓋のつまみは宝珠の形。大化2年(646年)の薄葬令で古墳のような大きな墓は消えていき、仏教とともに火葬の習慣が広まった——骨壺の登場はその変化を示す。平城京に近い貴族・官僚の墓のものと考えられる。

説明文の出どころ:唐三彩(Wikipedia・CC BY-SA 4.0

写真について

ライセンス
CC BY 4.0(ColBase)
撮影
東京国立博物館
出典
出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/J-35627?locale=ja)をもとに縮小

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