三彩陶器 蓋付壺(骨蔵器)さんさいとうき ふたつきつぼ
正倉院の薬壺にそっくりの形。中には火葬骨が納まっていた。滑石の櫃に入って出た、奈良三彩の代表作。
蔵骨器(骨蔵器)は火葬や洗骨葬の遺灰・遺骨を納めた容器で、飛鳥〜平安時代には蓋付きの球形の壺や短頸壺の形をした須恵器や灰釉陶器が用いられた。本品は器形が正倉院の薬壺に酷似するが、中に火葬骨が納まっていた。蓋・身とも白・緑・褐色のいわゆる三彩釉が斑点状に掛かり、色調は鮮明。器形や手法から奈良時代の作と考えられ、奈良三彩の代表作に数えられる。内部に円形の刳り込みのある滑石製の櫃に納められていたが、石櫃に埋められていたほかは何の施設も無かったという。1963年10月に出土。
説明文の出どころ:蔵骨器(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 京都国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyohaku/J甲259-2?locale=ja)をもとに縮小