緑釉経筒りょくゆうきょうづつ
緑釉の陶製の経筒。経典を土に埋めるための筒。
経筒は経典を土中に埋納する経塚を造るとき、経典を納めるために用いる筒形の容器。陶製や銅製・石製のほか金属製のものがあり、上部に蓋が付き、つまみは塔や宝珠の形。経塚は末法思想の影響で起こり、最古の経塚は藤原道長が大和国金峰山に造営したもので、寛弘4年(1007年)在銘の経筒が出土している。本品は平安時代10世紀の緑釉陶器の経筒。緑釉陶器は中国から伝わって平安時代に作られた鉛釉の施釉陶器で、当時は「青瓷」と呼ばれた。京都国立博物館の所蔵で重要文化財。
説明文の出どころ:経筒(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 京都国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyohaku/J甲390?locale=ja)をもとに縮小