奈良三彩壺ならさんさいつぼ
東洋陶磁美術館にある、数少ない日本の器。緑・褐・白の三彩が全面に残る。
奈良三彩は唐三彩の技術を学んで奈良時代の日本で作られた鉛釉陶器で、主に中央の貴族や皇族など特別な階級に供された。本品は緑・褐・白の三彩を全面に掛けた壺で、高さ17.5cm。安宅コレクションは中国と朝鮮の陶磁が中心で日本陶磁は2件しかなく、本品は東洋陶磁美術館の重要文化財の中でただ一つの日本の器。安宅コレクションの一つ。大阪市立東洋陶磁美術館は、安宅産業が会長・安宅英一の主導で集めた「安宅コレクション」を核とする。安宅産業の経営破綻ののち、住友グループ21社の寄付で大阪市が965件を買い取り、1982年に中之島に開館した。国宝2件・重要文化財13件を含む約4000点を収蔵する。
説明文の出どころ:緑釉陶器(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)