黄釉牡丹唐草文広口壺おうゆうぼたんからくさもんひろくちつぼ
龍泉窯の青磁を、青磁釉の代わりに灰釉で写した。おおらかな刻み文の牡丹唐草。
古瀬戸は平安時代末から室町時代中期まで、愛知県尾張の瀬戸市周辺で作られた陶器とその様式。12世紀末に灰釉四耳壺が現れて施釉陶器窯として成立し(前期)、13世紀末から鉄釉が使われ始めて画花文や印花文などの本格的な文様が付き(中期)、14世紀後半からは日用品が量産される(後期)。瀬戸は当時、国内で唯一の施釉陶器の産地で、盛んに輸入されていた中国陶磁の写しに取り組んだ。本品は龍泉窯の青磁を手本にしたもので、青磁釉の代わりに灰釉を施し、胴に牡丹唐草文を刻む。
説明文の出どころ:古瀬戸様式(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 東京国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/G-344?locale=ja)をもとに縮小