茶壺は葉茶を保管する壺で、蓋をしばる紐通しの輪を上部に四つ付けた大型の壺はもともと中国で作られ、茶道が盛んになると茶席を飾る重要な道具とみなされた。古くは茶入を「小壺」と呼んだのに対し茶壺を「大壺」と呼んだ。本品は「松花」の銘をもつ唐物の茶壺。徳川美術館は尾張徳川家19代の徳川義親が1935年に創立し、家康の遺品「駿府御分物」を中核に尾張徳川家伝来の大名道具約1万件を所蔵する。
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