土偶(縄文のビーナス)どぐう(じょうもんのビーナス)
縄文の遺跡から出たもので、初めて国宝になった。雲母を練り込んだ肌がうっすら光る。
長野県茅野市米沢の棚畑遺跡から出土した縄文時代中期の土偶。妊婦をかたどり、粘土に細かい雲母片が練り込まれているため、肌がうっすらと輝いて見える。ほかの土偶は体の一部を壊されているものが大半なのに対し、ほぼ完全な形で見つかったことも珍しい。1986年9月8日、八ヶ岳山麓の棚畑遺跡で、環状集落の中央広場の土坑に横たわる形で埋められているのが発掘され、当初は「棚畑姫」と呼ばれたこともあった。1989年に重要文化財、1995年に、縄文時代の遺跡から見つかったものとして初めて国宝に指定された。同じ茅野市の中ッ原遺跡から出た国宝「仮面の女神」とともに尖石縄文考古館にある。
説明文の出どころ:縄文のビーナス(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)