鳩桜花図高浮彫花瓶はとさくらばなずたかうきぼりかびん
器の肌から桜の幹と枝が立ち上がり、その上に鳩がとまる。一対で、左右の鳩は向きも羽の色も違う。高浮彫の初期の作。
- 制作年
- 1871〜82年頃(明治4〜15年頃)
- やきもの
- 真葛焼(横浜)
- 所在
- 国立工芸館(石川県金沢市) 地図
- 技法
- 陶器(真葛焼・高浮彫)
- 寸法
- 一対。左: 高さ35.3cm・径24.3cm、右: 高さ35.6cm・径26.7cm
宮川香山が横浜の真葛窯で高浮彫を始めた明治初期の一対の花瓶。薩摩焼のように金で盛り上げる代わりに、桜の幹・枝・花と鳩を土で作って器の肌に貼り付け、彫刻のように立ち上げている。鳩は一羽ずつ姿が違い、左の瓶では枝の下をのぞき込み、右の瓶では枝に立って下を向く。肩と裾には細かい文様の帯が巡る。国立工芸館(旧・東京国立近代美術館工芸館)の所蔵で、写真は2018年の「名工の明治」展での展示のもの。
説明文の出どころ:宮川香山(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY-SA 4.0
- 撮影
- SLIMHANNYA
- 出典
- 撮影:SLIMHANNYA、2018年(CC BY-SA 4.0)。東京国立近代美術館工芸館「名工の明治」展にて。Wikimedia Commons