埴輪 男子はにわ だんし
首飾りに大刀、籠手をはめて盛装する男。高さ1m を超える人物埴輪。伝・剛志天神山古墳出土。
埴輪は古墳時代の日本に特有の器物で、一般には土師器に分類される素焼きの土器。3世紀後半から6世紀後半にかけて作られ、祭祀や魔除けのため古墳の墳丘に並べ立てられた。円筒埴輪と形象埴輪に大別され、形象埴輪は家・器財・動物・人物の4種で、当時の衣服・髪型・武具の復元ができる。本品は首飾りを付けて大刀を佩き、籠手をはめて盛装する男性の全身像。杏仁形に透かした目、隆起させた眉と鼻、耳環と美豆良、胸に当てた両手、腰帯と腰前の大刀、前合わせの上衣、膝で脚結いをした下衣、履まで作り込む。群馬県伊勢崎市にかつてあった前方後円墳・剛志(上武士)天神山古墳の出土と伝わる。同古墳は6世紀末〜7世紀初めの築造と推定され、墳丘は失われたが、出土と伝わる形象埴輪は優品として知られる。
説明文の出どころ:埴輪(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 九州国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyuhaku/J663?locale=ja)をもとに縮小