白磁金彩雲鶴文碗はくじきんさいうんかくもんわん
象牙色の定窯白磁に、金で雲と鶴。金彩の定窯は現存がきわめて少ない。
- 制作年
- 北宋時代(11〜12世紀)
- やきもの
- 定窯の白磁(中国・河北)
- 所在
- 東京国立博物館(東京都台東区) 地図
- 指定
- 重要文化財
- 技法
- 磁器(定窯・白磁)
- 寸法
- 高さ5.5cm・口径17.5cm・高台径4cm・重さ217g
定窯は中国宋代の白磁の名窯で、河北省曲陽県の澗磁村・燕山村に窯跡がある。晩唐に邢窯の影響を受けて白磁の生産を本格化し、宋代を最盛期として金・元まで続き、明代に青花(染付)に押されて衰退した。「牙白」と呼ばれる象牙のような白色が特徴で、浮彫・刻花・印花の文様があり、金彩のものもある。皇室の貢納品にもなった。本品は定窯白磁の碗の内面に金で雲と鶴を描いたもので、井上恒一氏・冨美子氏の寄贈。同じ寄贈の柿釉金銀彩牡丹文碗・柿釉金彩蝶牡丹文碗とともに、定窯の金彩の器がまとまって伝わる例。
説明文の出どころ:定窯(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 東京国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/tnm/TG-2919?locale=ja)をもとに縮小