色絵藤棚文大皿いろえふじだなもんおおざら
源氏物語から取った藤棚の大胆な図。青を基調にした色使いが、清々しさと緊張感を与える。
鍋島焼は17世紀から19世紀にかけて佐賀藩(鍋島藩)が藩直営の窯で作った高級磁器。有田・伊万里の磁器のうち、大川内山(伊万里市南部)の藩窯では藩主の所用品や将軍家・諸大名への贈答品だけを焼き、近代以降「鍋島」と呼ばれる。贈答用で一般には出回らず、鑑賞陶磁として注目されたのは大正期以降。本品は近世九州の陶磁の技術の粋を集めた鍋島様式の色絵の大皿で、内面に源氏物語から取材した藤棚を大胆に配し、青を基調とする色使いが清々しさと緊張感を与える。外面には大きく花唐草。17世紀の作。
説明文の出どころ:鍋島焼(Wikipedia・CC BY-SA 4.0)
写真について
- ライセンス
- CC BY 4.0(ColBase)
- 撮影
- 九州国立博物館
- 出典
- 出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyuhaku/G17?locale=ja)をもとに縮小